最後は真面目に、箱庭をこのように撮ってくれたカメラマンと、とても女性らしい素敵なコラムを書いてくれたライターさん、そして掲載してくださったYWさんに感謝すると共に、今後の貴誌のご発展を祈っております。
本当は庭に池でも造って、水辺の植物を植え、魚でも飼いたかったのですが、池を造る余裕も無い箱庭では適うはずもありません。 こういう状況においては、水槽で熱帯魚などを飼うというのが常識的に考えるところなのでしょうが、園芸の一部として魚を飼いたいにわか庭師のおやじには、そんな気にもなれず、何か良い方法はないものかと考えていた時に見つけたのが睡蓮鉢でした。
それから暫くの間は、睡蓮鉢のことも忘れていましたが、一月ほど前に何気なく入った怪しい店で、見つけてしまったのです!!何が怪しいと言っても、その店たるや、中国の陶磁器や置物から、中古の事務机まで、本当にこんな物売れるかと思われるものまで売っているですから、やっぱりこれは怪しい店以外何者でもない!! まぁそんなことは、欲しいものが安く売っていれば、どうでも良い訳で、逆にそんな店なら当然のごとく値切り交渉へ・・・怪しい店には少しばかり不釣合いなおじさんに、「そこの陶器の傘立てと一緒に買うから、少しまけて〜な!!」などと迫り500円まけさせて金3000円なり、この値段が高いのか廉いのか??ですが、とりあえず念願だった睡蓮鉢を手に入れ、ルンルン気分で家に持ち帰ったのでしたが、鉢だけ買っても当然のことながら、睡蓮鉢には睡蓮が必要なのです。。。鉢のことばかり考えていたので、すっかり睡蓮のことを忘れてしまい、結局睡蓮を買ったら予定外の出費になり (T_T) のにわか庭師のおやじです。
鉢も買い、睡蓮も揃えたにわか庭師でしたが、睡蓮鉢に似合う魚といえば、やっぱりメダカ!!なんでと言われても困るのですが、メダカなんです。。。しかしそのメダカも最近は年々少なくなっているようで、熱帯魚などを取り扱っているペットショップでは、天然のメダカは高くて・・・結局手に入れたメダカは養殖物(?)の一匹35円なり〜!! まぁ天然だろうと、養殖だろうと余り関係はないのですが、鉢に渕を叩いて餌をやっていると最近では、水面近くでソワソワと泳ぎ、なんと可愛いこと・・・こんな睡蓮鉢の中を泳ぐメダカを見ていると、いつまで見ていても何故か飽きもせず、今日もメダカとお話しているにわか庭師のおやじです。
メダカのことばかりだけど睡蓮はどうなっているんだいって・・・!! 水温上がると、メダカが可哀想だから、日陰に置いてあるので開花は???ですね・・・きっと 睡蓮咲かせるのが、目的じゃないからこれでいいんだってば〜〜!!
そして取材当日、普通ならジタバタしても始まらないと諦めて、ごめんなさいなのでしょうが、箱庭では最後の足掻き!!まずは近所の園芸店でポット苗を3つほど買い、そのまま「エアー冗談」に突っ込むという反則技から始まり、メインの花壇は、まるで映画のセットを作るが如きの作業です。 何しろ主役だったジキタリスと、キャンディタフトがいなくなってしまったのですから大変です。 残念ながら代役になる主役級の花は見当たりませんから、まずは箱庭育ちのヒョロヒョロ・背高スカピオサの位置を変え、オキシペタラムと切戻して咲いている元ヒロインのパツラを裏手から引っ張り出して脇を固め、横顔イマイチのイソトマを正面向けて、あとの空いたスペースはロベリアを高さを変えて置いていきます。。。 うっ!!でも、まだ空きがある・・・ え〜い!!ちょうどキンギョウソウが入るくらいのスペースだから、置いちゃえ〜!!・・・てなことで時間切れ!!
そして、いよいよお客様のお出迎えと、記者の方を待っていると、車から降りた記者らしき人が、不安げな顔でウロウロ・・・!?。 やっとこちらに気づき、かた通りのご挨拶をしていると、今度はカメラマンの車が、家の前を通り過ぎていき、こちらの方を見て急停止!!。。。どうも花を目当てに家を探したようなのですが、箱庭のあるところは、通りから奥に入っているうえ車が置いてあるので、表からは見えないので・・・ こんなスタートですから、その後の話はと言えば・・・元々たんなる花好きの、大した園芸の知識も無いにわか庭師ですから、大したことは話せないのですが、記者の方は気配りのとても行き届いた方で、こちらを助けてくれようと・・・ 記 者> 花を植える(置く)時は何かイメージをしているんですか?。 にわか庭師> ・・・・・ (~ヘ~)ウーン 記 者> 何も書いていないキャンパスに絵を書くように配置するとかぁ〜。。。 にわか庭師> (心の中で)お〜っ、そういう言い方もあるんだぁ〜!! 一応、メインの色のイメージとかは決めるんですが〜・・・ 種から育てていると、咲いたり咲かなかったりで、結局咲いたとこ勝負の博打園芸なんですよね〜!! 記 者> ・・・・ (-_-;) てな感じで、最後まで楽しい(?)取材を受けましたが、狭い箱庭を撮るカメラマンの方は大変だったようです。(どちらもかな?!) 何しろ、後ずさりするにも、とく俵状態で後が無い箱庭ですから、撮る方向を変えたり、塀に登ったりと、いやはやご苦労様でした。
---おまけ--- 記事の方は8月中〜下頃に掲載されるとの事でしたが、箱庭では精一杯のお持て成しをしたつもりですが、本当にこんな状態の箱庭の記事が載るのか、いまだに半信半疑なにわか庭師のおやじですが、ここ数週間、本当に楽しい(?)時間を過ごすことが出来たことをYWの記者ならびにカメラマンの方に、感謝!!感謝!!のにわか庭師のおやじです。