そして取材当日の朝起きて見ると、にわか庭師の祈りが通じたのか、大粒の雨が降っており、こりゃ〜写真は絶対無理だな〜なんて、思いながら外を眺めていると、少しづつ雨が小降りになってきました。 こりゃまずい!!数日前からの雨で、花殻も摘んでいなかったので、箱庭の花はかなり荒れ放題!!小雨の中をついて、約束の時間まで、ボロのGパンに、汚ねぇ〜Tシャツと、首にタオルを巻いて花の手入れを敢行!!暫くすると雨は上がり蒸し暑くなり、思わず自分の汗の匂いにオエ〜ッ!! 時間がないので、夢中になって作業をしたまでは良かったのですが、すっかり時間を忘れてしまい、気が付くと家の前に記者の方の乗ったタクシーが・・・ 着替える間もなく「こんにちは〜、今日は宜しくお願いしま〜す」の記者の爽やかな言葉に、汗と過齢臭をプンプン臭わせた、にわか庭師のおやじは、呆然と立ち尽くすのみ・・・園芸雑誌などを見ると「オイオイ!!本当にこんな格好で園芸しているのかい?!」って感じの、こじゃれた服装をした方が、片手に鉢とかシャベルなんぞを持ってる写真を、よく見ますが、いくらにわか庭師がおやじでも、もう少しマシな格好で、写りたかったな〜。。。
しょっぱなから、こんな感じで取材がスタートしてしまい、常に先手を取られてしまい、どうも勝手が違う・・・何しろ相手は、仕事熱心というか暇と言うか、こちらのHPを数時間に渡り事前に見て、にわか庭師のいい加減園芸を研究したようで、これじゃ、何を隠してもバレバレで、敵うわけがありません。。。
記 者> 「表紙と自己紹介の写真を撮らせてくださ〜い!!」 我楽多> 「ネットの人間は、顔を出したくないから、後姿か顔にモザイクかけるとか〜・・・!!」 記 者> 「あっ、表紙は他にも、何人も候補が居ますから・・・」 ・ ・ 記 者> 「じゃ〜写真を撮るので、作りかけのオリベスクとドライバーを持って・・・」 我楽多> 「心の中で・・・おいおい!!園芸にドライバーは無いでしょ〜せめてシャベルでも、持たせてよ〜。。。」 ・ ・ 記 者> 「鉢の隙間は、ポットのワイヤプランツで隠しているんですね〜?!」 記 者> 「ちょっと、ポットを持ち上げてくれますか〜っ!!」 にわか庭師が、ポットを持ち上げると 記 者> 「そこで写真を撮らせてくださ〜い!!」 我楽多> 「・・・・・。」
・・・と、こんな感じの楽しい取材は、10時から始まり結局4時間にも渡り、おいおい、そんな所まで写真を撮るのてな場所まで、写真を撮っていきましたが、にわか庭師のいい加減な話と、こんなに狭い箱庭の写真とで、本当に記事にできるのかな〜。。。
写真が載ると解ったからには、ジタバタしても始まらないので、ここは開き直って、怖い物見たさで、にわか庭師の素顔をご覧になりたい方は、冊子の販売はしていないようですが、こちらに問い合わせをしてみたら、何とかなるかも・・・。
ところで、前の読売ウィークリーの園芸のコラムは、箱庭の取材の後に無くなりましたが、YGさんは大丈夫なんでしょうね〜・・・わたしゃ責任は取りませんよ〜!!
こんなことは常識なのかもしれませんが、世の中にはにわか庭師のおやじ同様、せっかく切り花にした花を駄目にしてしまう方も、おられるのではと思い、まとめてみました。 まずは、水あげの悪い花の対処方には・・・
(1) 「水切り」 (2) 「湯あげ」 (3) 「みょうばんを塗る」 (4) 「バーナーで焼く」
などの方法があり、大抵の花は「水切り」という方法で、水の中で切り口をもう一度切ってあげると 水あげできるのだそうです。 (2)の「湯あげ」と言う方法は、50度?くらいのお湯に1分くらいつけてあげると、チューリップやストック、金魚草、矢車草などはシャキとするそうです。 「みょうばんを塗る」というのは、にわか庭師のおやじでも、聞いたことがありますが、アジサイなどは、この方法で水あげ出来るのだそうですが、最近ではみょうばんが有る家の方が、少ないのではないかと思ってしまいます。 「バーナーで焼く」という方法は、にわか庭師のおやじが、花屋のオヤジに聞いた話で、確かに水あげの悪いバラを、この方法で試したところ、シャキっとなりましたし、オキシペタラムなども、この方法で水あげが良くなりました。 またアジサイなども、この方法でも水あげが良くなるようです。 バラといえば、バラは水の中で切り戻しでOKですが、クビがダラーンとなってしまうことってあり、そんな時は、薬局で売っているハッカ油って言う油を、切り口にちょこっとだけ浸してあげると、クビが垂れずに咲いてくれると、教えていただきました。
・・・で、クリスマスローズの水揚げですが、クリスマスローズは、どうしても数日しかもたないので、クタッとなったら洗面器やバケツの大きめのものに、たっぷり水をはって、その中で水きりをして、そのままドボンとつけておくと、数時間でピンとなるようです。 この方法でもまた萎れますが、この方法を繰り返すと2週間位楽しめるのだそうです。
そんな思いまで(どんな思いなんだ!?)してして切った、クリスマスローズでしたが、いざ水差しにしてみると、数時間でグッタリしてしまい・・・エ〜ッウッソ〜そんなバカな!!写真じゃあんなに綺麗に飾ってるじゃん?!水揚げの悪いバラなどを、生ける時にするように、切り口をバーナーで焼いたりと、色々試してみましたが、結局無駄な抵抗だったようで、数日で萎れて、お亡くなりになりました。。。