狭い場所での箱庭のコンテナ園芸は、開花時期を考え、空いた場所に鉢やプランタを当てはめていくようなもので、やっていることは、まるで4次元パズルのようなもの・・・ですから、時期を読み違えると、どうなるかと言えば、咲いた花が無くなるは当たり前!! 予定より成育が遅れれば、それだけで育苗場所無くなり、花も咲いていない鉢(プランタ)で埋め尽くされてしまい、行き場の無くなった鉢を持って、どこか空いた場所はないかと、今日も狭い庭をウロウロ歩きまわるにわか庭師です。 まぁ、いまだに上手く嵌ったなんてことは、ありませんから、結局のところ、出たとこ勝負の博打園芸になってしまっているのですが、こんなにわか庭師の姿を見て、こんなことまでして種から育てなくてもいいのにと、周囲の者は言いますが、育てるだけじゃなくてパズルまで出来るんですから、やっぱり止められませんね〜。。。
それで無くとも狭い箱庭に、2本も植木を持ち帰ってしまったにわか庭師ですが、当然のことながら地植えする場所などあるはずも無く・・・さぁ〜どうする?! 箱庭では、今までアジサイ、金木犀など色々地植えしてみましたが、年に数回くる潮風の塩害で葉が萎れ、次の葉が出るとまた潮風!!の繰り返しで、一年中まともな葉が、茂らないなんてことは日常茶飯事で、いまも丸坊主のムクゲが、頑張っているのですが、風前の灯火状態に陥っています。こんな状況を考ええれば、出てくる答えは一つしかありません!! 潮風の時には避難させられるような方法で管理してやれば良い訳で、箱庭の花と同じように鉢植え状態で育ててやれば・・・ 最近では、結構大きな木を、鉢植えで育てているのを見かけるので、何とかなるんじゃないかと、淡い期待を込めて、早速作業開始です。
まずは瀕死のムクゲを掘り返し、その後に大きめのプラ鉢を埋め込み、埋め込んだ鉢より小さめな鉢に、開花中の「カイドウ」は、根を痛めないように気をつけ、「ムクゲ」と「なんじゃもんじゃ」を、それぞれ植替えました。 これで作業は完了!! 後は偶然(なっ訳がない!!)にも、春はカイドウ、5,6月にかけてナンジャモンジャ、初夏からムクゲ・・・と、それぞれ開花時期の違う植木がそろい、この三本の木を潮風を避けながら、ローテーションしてやれば、フッフッフ・・・そんなに上手くいくはずはないのですが、思わずニンマリのにわか庭師です。